アムステルダム3日目
あのね、私アムステルダム好きだな!なんか毎日ウキウキワクワク快適なんです!
え、これって。
もしや。。。
ハイになってる?
街中に立ち込めてるマリファナの香りに巻かれること三日目にして、
遂にハイになったのか?
なんか建物もゆがんで見えるし。
いやいや、これは本物。
地盤が軟弱なアムステルダムは地盤沈下してるわけで、建物も前後左右にゆがみまくりです。
建物下には何本もの杭が地中に打ち込まれいるそう。そしてこの杭および建物のメンテナンスにはお金がかかるという。
このクサの香りと歪んだ街並みがワンダーランド成分を分泌してなんかいい感じになっているわけです。
が、しかし至ってシラフです。
あと、昨日も言ったけどゆっくり起きても朝日を拝めるがやっぱりいいね!私超朝方人間だからさ!
今日は朝一で元気にゴッホミュージアム行っちゃうよー。アムステルダムの観光スポットでもゴッホミュージアムや、アンネ・フランクハウスみたいに人気どころは朝一で行かないと並ぶって話なので、開館1番に飛び込みますよー。
3日目にして初のトロリーもこのI amsterdam city cardの印籠を提示すればタダで乗り放題なのさっ!!
今日はこいつが大いに活躍する予定。
ゴッホミュージアム。
ゴッホが画家を志したのは25、6歳の時、結構遅咲き。晩年は心を病んで自殺か。芸術家って感じだね。
アカデミーで学ぶ前と後、精神を蝕まれて行くにつれて画風が全然変化してて絵が素人の私でも楽しめた。
でも、私が思い描いてた絵を書いてたのはゴッホじゃなくてモネだったことがここで判明する。ちーん。
その他 特別展として”Gogh×Munche”の展示室があって、同じ年代を生きた2人の作品が展示されていた。
ここでカミングアウトしておきますが、実は私、Muncheがムンクのことだと知らず、終盤に登場した”叫び”を見て、「あ、ムンクて読むの?ここまでずっと”ムンチェ”さんの絵を見てたと思ってた、あらいやだ。」ってなった。
ムンクの綴りをアクシデント的に学んで少し賢くなった私はそのまま同敷地内にある国立オランダ博物館にも入ってみる事に!
この写真見ればああ!ってなる人もいるかな?個人的にこれってI am amsterdam じゃないの?っていつも思うんだけど、オランダ語では”オス!オラ、オランダ人!!”みたいな感じで文法的にもおけーなのかも知れないね!でも、どっちでもいいね!じゃ博物館入るねっ!!
博物館の中の写真はあまり撮らなかったのでビジュアル的に思いを共感する事ができないのですが、まずこの博物館はでかい。
でかい博物館の楽しみ方としては、とにかくみたい絵を絞り込んで、あとはさささーっと流すっていうのが最もスタンダードな戦い方です。
したがって私はフェルメールの牛乳の絵と、レンブラントのおっきい絵に狙いを定めてそれ以外のセクションは忍者のように通り過ぎるのであった。
こいつら↓
途中で日本の出島についてのコーナーがあったのでその辺りはちょっと足を緩めて。
ふむふむ出島ってそんな感じだったっけー、出島と言えば、シーボルト、シーボルトと言えば。
教科書に載っていたこの絵。
この30年間「出島=痛い」でしたが、地理的にとっても離れた日本とオランダがかつてこんな風に交わっていたのねと感心したのでした。
そしてそしてお目当ての牛乳のヤツは小さかった!一方レンブラントは大きかった!!まんぞく。
ー完ー
午後はレンブラントハウス見学。
光と陰の魔術師なんて呼ばれている彼だけれども、生前は版画の方が有名だったそうな。
中ではシルクスクリーンや、油画の油についてのワークショップも行われていて幅広い人に楽しんでもらえる作りになっていた。
それからユダヤ人街を横目にワーテルローの蚤の市からウォータールー周辺を散策
どうしてこんなものが売れると思うのかと思う様なガラクタもたくさんある。
ありますねーチューリップ!木靴!!デルフト陶器!!
ワシントン条約なんてもんがなかったらチューリップの球根入りの木靴を買って帰りたかったー。
チューしちゃってさー。
バラ撒き用の可愛い雑貨もたくさん売っていたよ!昨日のフリーツアーのお兄さんによると空港やら駅周辺のお土産屋さんで買うよりもちょっと安いとか。
でも値引き交渉が出来ないって書いてあるブログもあったし、私はここで何も買わなかったのでその真意は分からず。
そんなこんなで結構日も傾いて来て、一旦ホステルに戻って明日のパッキングをせねばとなった。
日が落ちるまでにオランダ風パンケーキを食べたかったし、アンネ・フランクハウスにも行きたかったんだけれど、翌日の出発が早いため一旦帰っていろいろ準備をしたかった。夜には私にとってメインイベントでもあるカナルクルーズもあるしね。
ここで突然ですが、帰り道に通ったドム広場の大道芸人たちを紹介します。
よーださん。
死神さん。
どっかで見た覚えのあるねずみ。
観光客と写真とったり、パフォーマンスしたりそれぞれのやり方でチップを稼いでいる中、ねずみだけ全然動かない。
我慢大会かと思うくらい動かなかった。
以上。
ー夜8時、カナルクルーズへ。
クルーズもI amsterdam city cardを使って無料だよん!
夜のアムステルダーム。
桟橋のあたり。きれいだけれど、ちょっと暗め。
コースの中腹。暗くてなんかよくわかんない。
アムの民=自転車ということはよくわかった。
失敗したー。夜にクルーズするもんではないね。ぜんぜーん見えない。
カナルクルーズは暗くなる前がお勧めですね。それからコースもちゃんと調べて乗りましょう。クルーズでもコースが色々あるんだけれど、私が乗ったヤツは私が行きたいところを走らなかった。というか、私が間違えて別のコースのところに並んでた。
このおじさんのインパクトが強すぎたせいだと思う。
帰りにeyeっていう映画館とかレストランとか美術館が入ってる総合施設みたいなところにも寄ってみた。
雰囲気はとても良かったんだけれども、映画も美術館も終わってるし、(美術館はI amsterdam city cardを使うと無料ではいれやす!)コーヒーだけのむのもアレだしなーと思って帰るかとなる。
あーあ、あと2日くらいステイすべきだったなと寒空の下思う。
私はアムステルダムなかなか好きなんだなーと思う。
あとね、明日のチケット買った時に「今ベルギー側でストが起きてるから、明日ももしかしたら列車走らないかもしれないよ、うん。」て言われた。とっても他人事のようだったけれど、よくよく考えればベルギーのストだからオランダの駅員さんは私は知らないけどって感じな訳か。
ヨーロッパ連合と言えど、オランダはオランダ、隣国は隣国ということなのね、そうなのね。
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