【モンサンミッシェル】感激の修道院と名物、泡オムレツ

ホテルからはシャトルバスに乗らずに徒歩でモンサンミッシェルに上陸する事にした。

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沿道から見える湿地(?)の光景も素敵。

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どどーーん、そうです、ずっとここにきたかった。


まず島に足を踏み入れると食べ物屋さんや、お土産屋さんが立ち並ぶメインストリート「グランド・リュ」が広がっております。

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来る途中に見た「潮が満るとなんたらかんたらー、添乗員抜きではなんたらかんたらー」って看板を見てからあれ、もしかして満潮だと対岸に帰れなくなるの?え、そうなの?とそればかり気になっている私。これは結構重要な事だから誰かに聞いとかなければ。

誰か聞きやすそうな人いないかなーーーーーー。



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いた。



お互いたどたどしい英語だったけれど、陽気に会話して楽しい気分にさせてくれたオネーサン。満潮時については対岸まで続く道には影響がないそう。一安心。


オネーサンが気さくで可愛くてオネーサンの焼くクレープを買う事にした。



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オネーサンは素敵な人だったけれど、クレープはくどかった。


さすが宮島と友好関係結んでるだけあってモンサンミッシェル内には日本語の看板をちらほらみかけた。

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いわゆる”ブルターニュ産のバター”が使われているのかしら?


というか、本日のモンサンミッシェルはシーズンオフで人が少ない上に日本人ツアーのご一行様がいたため、ここは、、どこだ!!?日本か!となる瞬間があってちょっと残念。


でも快晴でとってもいい気分。全然寒くない。

おシャンな小道を写真に納めながら修道院へ向かう。

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修道院だよ。日本語オーディオを借りてゆっくりゆっくり見学。
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今も修道会の人たちが生活しているんだって。礼拝もちょっとだけだけれど見られた!


空中庭園
ラピュタのモデルにもなったとか、納得。
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柱がとっても美しい。そしてラピュタっぽい。






大広間の暖炉

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どれだけたくさんの巡礼者や、修道会のお偉いさんが訪れていたのか暖炉が物語ってるね。







監獄としての一面が垣間みれる瞬間も。

地上からの荷物を持ち上げるための…なんだ?ハムスターがぐるぐるするやつ。

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囚人たちがこの中に入って歩いて荷物を引き上げる仕組みとなってます。

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地上の荷物がこっから搬入されるそう。今は崖に沿ってリフトが出来ていてそこから荷物を入れているみたい。





見学した部屋やオーディオガイドからはあんまり監獄の局面を知る事ができなかったけれど、地下につながっている階段みたいなのがちょいちょいあって紹介されない分、いろんな想像力がかき立てられた。

個人的にはもう少し監獄としての紹介もしてもらいたかったけれど、修道会にも事情があるのでしょう。

修道院入り口近くに監獄の方の資料館(ちょっとB級)があったから興味がある人はそっちにも行ってみるといいかも。




見学を終えて宗教って歴史にこれだけ色んな事件や衝撃を引き起こしているんだなって感じた。

同時に日本の宗教への考え方や付き合い方ってとってもユニークだと言われる理由も理解できた。

神様一番って言うより、神秘的なものには畏怖の気持ちを持ちつつも、寄り添って生きてるみたいな日本の考え方がやっぱり合ってるなーって思う。




修道院見学後はゆったりと街を散策。

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建物撮るの飽きて一般の方々を撮る。

ドイツ、リューデスハイムの時と同じく、老夫婦カップルが多い印象。パートナーがいたらいいね、画になりたい。

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とりも撮る。

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遠足に来た子供達が干潮の地を歩いていた。こんな郊外合宿素敵だな。

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さて、モンサンミッシェルについて私が気づいた事がもう一つあるんだけれど、ミッシェル意外に小さい。


何度も引き合いに出すけれど、宮島と仲良くやってるからには宮島みたいにちょっと森的なものがあったり、民家エリアがあったりするのかなと思ったら、グラン・リュと修道院以外はホテルがあるくらいであとは断崖絶壁で浜?に続く道ぐらいしかなーい。


どうしよう。レストランみたいなのはあるけれどカフェっぽいのは見当たらないし、夕食までダラダラしようと思ったんだけれど。

モンサンミッシェル一泊全然後悔してないけれど、日帰りする人の気持ちもわかった...


しゃーないのでホテル方面に戻ろう。ホテルで休む前にうしだらけのところでショッピングもしよう。


おみやげやさん

ビスケットと例のごとくポストカードを購入!

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ホテルに帰って、部屋にインスタントでもおコーヒーと私専用のポットがある幸せ。思わず写真撮ってアップしちゃうほど幸せ。

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日が落ちかけた6時、再び島に向かう。

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今度はグラン・リュの真反対、干潟に降りられる方を散策。夕焼けがまたとってもキレイ。

ブリュージュの時と同じ、広大な風景の中で静寂につつまれて深呼吸。都会にいるとこういう空間なかなかない。100年戦争でも堕ちなかったこの土地を天使に守られていると大切にしている地元の人たち。


本当に心地がいい。


日がとっぷり落ちるまで座ったり、考えたり、ぼーっとしたり、ちょっと歩いたり、写真を撮ったり一人旅調満喫。


夜はla mere poulardでモンサンミッシェルの名物料理オムレツをいただきました。

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日本にも上陸してるのがなんかやだ。

そして味はというと、オムレツというよりはまったくのだった。(食べた人は私が言ってる意味絶対わかると思う。)そして小さくて、あとで食べようと思ってたパンをとっとと下げられてしまって夜中絶対お腹減るーーーーーーーーーーー。


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リンゴのシールドとタルトタタン。


あ、余談ですが、レストランの利用者私一人だった。サーバーの人も料理持ってきたらどっか行っちゃうし。

ひとりぼっちの食卓。えーーーーー、うん。今改めて思い出してみたけれど、本当に本当にひとりぼっちだったよ。




そして夜の撮影

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つくづく写真が上手く撮れない。一眼買ったのに宝の持ち腐れだなー。


さすがに夜は冷えるのできっかり満潮を迎える前に島をあとにする事に。

そしたらね、ホテル最寄りのシャトルバス停留所では幻想的なインスタレーションが!!

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実は満潮時ダムが解放されます。放水することで島の周りに水を満たしてるのか、じゃ自然に潮の満ち引きがある宮島の勝ちですな。

と思ったら、このダムの本来の目的は満潮時に水を溜めて、干潮時にダムを開放して砂を一気に押し流し、モンサンミッシェル本来の景観を保っているという事が後に判明。





とにもかくにものーんびり一日過ごす事が出来て良かった。モンサンミッシェルはやっぱりラピュタ感がある。

そして他のブログでもそう書いてあったように、モンサンミッシェルには一泊して、人気がない夕暮れや夜景を堪能してほしい。日中暇しちゃうかもしれないから現地には午後着くらいでちょうどいいかな。


明日は朝一でパリに戻ります。

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