写真を撮りはじめ、ぼかしの具合やら夜間撮影のいろはを習得してくると次にぶち当たるのが”なんか暗い”とか”もっと目で見ている感覚の画角で撮りたい”あたりではないかと思います。
この4年間標準ズームレンズ一本で撮影を行なっておりましたが、なんか飽きてきたなーと思う日々がここ最近続いておりまして、photoshopで加工してみたり、イラストや文字を入れてみたり、シネマグラフ試してみたりとまあ、何かとマンネリ脱却に取り組んでいたのですが、飽きたもんはやっぱ飽きた。
こうなるとやっぱり、新しいレンズを購入するしかないっしょーと思う一方、で、どれ?何をみれば良し悪しがわかるの?状態ですので、ひとまず、撮ってみたい写真をネットから集めて、自分が新しいレンズに何を求めているか分析してみた。
すると、
・物をもっと明るく撮りたい。
・もっと広い画角で物を撮りたい。
という欲求とともに、この欲求を満たすレンズはものすごく高いとの事が浮き彫りとなったのだった・・・
え、あ、そうなの(・⊥・)?
じゃあもうよくわかんないから現地でプロに聞こう。
と、某家電量販店へ向かいましたとさ。
すると。事前調べにまごう事なく、明るくより人間の目で見ている感覚に近いレンズは20万くらいしました。チーン。
虫の息で「もっと・・・お安いものを」とだけ絞りだせた私の要望にnikonの担当者(以降、”nikonさん”と呼ばせていただこう)はこちらのレンズを勧めてくれました。そして、購入しました。
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
このレンズがどういうことかnikonさんのお話を思い出しざっくり説明すると、
・単眼レンズという種類なので、ズーム機能がありません。
・ものを明るく写すことができる。
・ボケ感が出やすい。
ということ。
特に最後に挙げた”ボケ感”を望んで、単眼レンズを購入する人が単眼初心者には多いという。
ところで、nikonさんの説明が、写真スーパービギナーの私にはとーってもわかりやすかったので、自分の覚書のためにもここでまとめさせていただきます。
まず、レンズを買うにあたって私のような初心者が最低でも注目しとけばいいポイントが2つ。
・F値
特徴:・F値が小さいほど明るく写る。
・F値が小さいほどよりボケ感の強い写真が撮れる。
この特徴を詳しく語るには諸々理屈があるのですが、初心者はそこら辺すっ飛ばしてオッケだと思います。
・焦点距離
レンズに描いてある○○mm〜というところが焦点距離です。
この数字が小さいほど広角、つまりより広い範囲のものを写しこめるというわけです。何ミリから広角レンズと呼ぶかというと諸説あるみたいですが、nikonさんの話だと18mmは広角レンズ。ということは私の長年使っていた標準ズームレンズは広角レンズの側面も持っている・・・ということでいいのか?驚き。
次にnikonさんは今使っている自分のカメラが一眼レフの中でどのくらいの位置にいるのかを教えてくれました。
私の愛器はD5100で、エントリーモデルです。
この自分のカメラが今どんな位置にいるのかという話を聞いているとDXフォーマットのカメラかFXフォーマットのカメラかというのが一つの指標となってるようで、ちょっくら調べてみたところ、この2つの違いはカメラの中に入っているセンサー精度の違いだということが判明。
判明しましたが、こいつに関して初心者は、FXフォーマットの方が綺麗に写りますわよ、そして高いのよ程度の知識があれば十分なようです。
重要なポイントはレンズを買う際に、DX対応レンズとFX対応レンズがあるということ!⇦重要。
私のように、DXフォーマットのカメラを使っているユーザーが、レンズを購入する際、今後FXフォーマットを利用する可能性もあるならレンズの購入はさらに悩ましいものとなるでしょう。
私の場合は、しばらく今のカメラを使うつもりなので、迷わず、勧められたレンズを購入しました。
なんだかわかったようでわからないようなところですが、言いたいことは以上です。
自分の知識があってるかどうかも、定かじゃないので、難しい話は自分自身がもっと写真を撮って身をもって理論を理解したらまたここで展開しまーす。
あ、その他、購入したアクセサリもここに紹介。
◆プロテクター
プロテクターはどうします?と言われてポカンとしていると、「付けてないんですか!!!!」とドン引きされたので、その驚きっぷりにこちらも引き気味に「なんですか、それ」と聞き返すのが精一杯でしたが、プロテクターとはその名の通りレンズを守るためのガラスのカバーのようなものです。
透過率やら何からをnikonさんに見繕ってもらい、ミドル級のこちらを購入しました。nikonさんここでも丁寧にプロテクターの説明をしてくれました。無知でよかった。
◆リモコン
御察しの通り、ここについているボタンをぽちと押せばシャッターがおります。
次回の台湾旅行では夜間撮影もジャンジャン行いたいので、購入。
最後に、ボケ感の例を撮りたくて夜間さまよいまくってとった珠玉の作品もみてください、お願いします。
作題:「カフェ」
標準ズームレンズ
AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR
単眼レンズ
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G
作題:「コーヒー持ってみた」
背景を見るとそのボケ感が一目瞭然ですねー。
カメラ上手くなった気がしてくるでしょ、w
明るさの違いについては今の所、明るいところでは「被写体が明るすぎます」と言われ、ガーンって思う時分の時の方が多いです。利点なんだけど…
あ、最後まで読んでくれた人だけにこっそり教えるけど、旅行を考えるとどうしてもGopro5が欲しくなってなんか今週末勢いで買ってしまいそうな自分と闘ってます。
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