年末が近づいてくると、どうもウズウズが止みません。
実家が神社だったからです。
世間が仕事納めやら正月の準備やらを始める頃、我が家は来たる正月戦争に向けて準備とできるだけの鋭気を蓄えます。そして31日から向こう1週間はクルクルと働き続ける毎日です。世間が仕事に戻っていく1月2週目になってようやく通常の生活に戻っていけるか、と思いきやせっせと節分の準備を始める。それが私と家族の毎年でそれが三十何年も続けばもうそれが正月じゃなくて何が正月なのだというもんです。
しかし、今年の年末年始は全然違った...
大晦日。その日の私はお正月特番も正月準備で賑わう商店街もないトロントの年越しに腰が落ち着かず、かけてやり場のないソワソワした気持ちを家の大掃除に向けて大噴射していたのでした。
で、それでも時間余っていよいよ外は正月らしからぬ静けさを放っているし、今度もきっと正月らしいことはテレビで見るカウントダウンくらいだろうと踏み、今度は日本の正月を感じられるあれこれ作るかと準備。材料の調達は近所のSANKOさんで。
まあ高いですが、キッチンアイテムから、食材、文具まで日本のあれこれは手に入ります。
それでは本日のメニュー。
- 年越しそばをけんちん汁で
- 切り干し大根の煮物
- サーモンと白菜のミルフィーユ漬け
【年越しそば/けんちん汁】
私のうちでは毎年大晦日にずん胴いっぱいにけんちん汁を作る。
それは神社にお手伝いする人に振舞割れたり、毎日グテグテで仕事を上がった家族のサバイバル飯になったりと大活躍。日に日に味が染みるグデングデンの具と、継ぎ足しで投入された野菜のシャキシャキとした歯ごたえは疲れ身体に染み渡り、我が家ではそばやうどん、お餅というなんと主食の方を味変で使うほど、年越しから三が日過ぎまで本当にお世話になる万能汁なんです、けんちん汁。
日本では里芋とか、ゴボウとかえのきじゃなくて椎茸とか野菜ももっとドシドシ入れます。なにせずん胴で作るし、なんなら継ぎ足し用の野菜もザル2つ分いっぱいに控えてある。
【サーモンと白菜のミルフィーユ漬け】
サーモン国カナダにも敬意を払い、なんかちょっとだけおせちとかにありそうな一品が作りたくなったので。この子は特になんのエピソードもなし。おせちにこういった品があるのかも定かではありません。そういえば、おせちって華やかだけれど、好き嫌いがあって毎年必ずお残しが出るので私はそんなに好きじゃあなかったなあ。
ちょうど、先日旦那さんが漬物用の容器を買ってくれたのもあって。しっかり漬けて切って見るとあら、意外と綺麗。
それからお腹が空いたので、蒸しパンも作って食べちゃった。ふかふかで美味しかった!
友達夫婦から餃子とお蕎麦をいただいたので、けんちん汁は明日に持ち越しとして。ご飯です!

それから旦那さんがクリスマスプレゼントにと買ってくれたfoot bathで一年をのんびり締めくくり。
クリスマスに盛り上がり過ぎて年越しまで余力がないカナダの大晦日。これはこれでいいのか。
ひとまず、今年1年支えてくれた旦那さんに感謝して。皆様も良いお年をお迎えください。
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