メキシコに来たら自然を楽しめ!Sustainability water park、Xel-Há!!

先日のOPPも正露丸で回復し、雨の予報から一変天候にも恵まれたので、今日は予定通りSustainability water park、Xel-Háへ行くことにしました!

サステナビリティーって和訳すると”持続可能な”って意味で日本にいる時にも国連のニュースなんかでしばしば耳にしましたが、言ってる意味わからんワードの一つでした。
カナダ生活2年の間でぼんやりとサステナビリティーの意味について大枠を捉えることができるようになった今、持続可能という訳はに対して「はぁ、はぁ、まあそうなりますわな。」と言う感想。
サステナビリティーって例を挙げてもらって初めて意味がわかる言葉で、つまりは日本語でドンピシャな言葉がない。

ざっくりと例を挙げると例えば、「一発芸で一生食べていきたい」はサステナビリティーとは言えません。一発芸はあっという間に流行ってあっという間に廃れるビジネスモデルだからです。それと同じで、じゃがいもで食っていきたいと言う農家の人が、大量生産の為に農薬や品種改良のじゃがいもで一時的に暮らしが豊かになっても、そのあと農薬で痩せた土地のケアやら品種改良のじゃがいもの風評被害によって農場の経営がうまくいかなくなるみたいなサイクルもサステナビリティーではないと言うことです。そしてそれの逆がサステナビリティーです。Xel-Háのことです。(ざっくり)

サステナビリティー説明してると日が暮れそうなので、ブログを進めます。
が、この記事を読み終わる頃にはきっとサステナビリティーへの理解が深まっているかと思います。


さて、Xel-Háってなんぞやと言うと、広大な広大なウォーターパークのことです。
ビデオを見ればその広さは一目瞭然。


Screen Shot 2020-03-11 at 12.33.08 PM.png

園内はオールインクルーシブなので園内では飲み放題、食べ放題のパラダイス。
私たちが入園したのが11時頃、お腹も空いていたので早速飲み食いすることにしました。
園内にはハンバーガーやホットドックレストラン、メキシカンレストラン、ステーキハウス、インターナショナルバッフェなど様々なレストランがありまして、私たちは見晴らしの良いinternational foodを提供するレストランで朝食兼、昼食。

久しぶりに見る米とフルーツをたっぷり摂取。


Screen Shot 2020-03-11 at 12.39.47 PM.jpg

お腹が満たされたあとは早速水遊びだ。
浮き輪も、ライフジャケットもシュノーケルも足ヒレもタオルもぜーんぶ入場料に含まれているので、最寄りのステーションで必要なものをゲットして準備万端。

園内ではイルカと戯れたり、ダイビングができたり、大きなボートに乗るアクティビティがあったり、セノーテでシュノーケリングできたり、ジップラインが楽しめたり、マングローブの中を浮き輪に乗ってプカプカ流れたり、クリフジャンプができたり、もう割とありとあらゆるウォーターアクティビティーが楽しめます。
GPTempDownload.jpg

GPTempDownload.jpg

写真を見てわかる通り、施設は全てアウトドア。
自然のラグーンやビーチをなるべくありのままの形を保ちながら運営されています。

だからこそ味わえる自然そのもののダイナミックさがたまらなく開放的で、子供より大人が楽しんでいる場面を多々見かけました。(私たちもその1人)

IMG_2608.HEIC
こんなトロピカルな鳥たちや、イルカ、マナティーもいました!

自然の一角をお借りして運営しているという印象がさらに強まったのは日焼け止めのシステム。
この施設では環境保護に配慮して一般の日焼け止めの使用は禁止されています。

ただ、年中日差しのキツイこの地で日焼け止め抜きの水遊びは現実的ではないので、自前の日焼け止めボトルをフロントデスクに預けるとオーガニック素材の日焼け止めのサンプルと交換できます。↓

しっかりとしたつけ心地で、この量で全身カバーできました。

IMG_2754.HEIC


更に更に感心したのが、この写真オーダーシステム。
パークの随所に設置されたフォトスポットにリストバンドをかざすとセルフタイマーシステムで、設置されたカメラが写真を撮ってくれます。
Screen Shot 2020-03-16 at 12.11.18 PM.png
バーコードが個人を認識しているので、パーク内に設置されたチェッキングスポットで写真を確認して気に入った写真があったら購入出来る仕組み。

IMG_2627.HEIC


Screen Shot 2020-03-16 at 12.10.53 PM.pngScreen Shot 2020-03-16 at 12.10.28 PM.png
誰かを呼び止めて写真を撮ってもらう必要もないし、水を気にしながらカメラを持ち歩く必要もありません!優秀っ!!

泳ぎつかれたら、食べたり、ハンモックに揺られたり、景色自体も最っ高なのでただのんびり散歩をするだけでも楽しいXel-Háマジック。
Screen Shot 2020-03-11 at 4.03.40 PM.jpg


そんなこんなであっという間に日が暮れます。
そしてXel-Háの閉園時間はきっかり6時です(きっかり)。
自然の一角を使っていると言うことは水温も調節できなければ、夜間灯をつけ続けることも難しくなってくると言うことなのでしょうか。

なので、水遊びはそこそこに切り上げて早めの夕食。オールインクルーシブは閉園が早くてもおやつも夕食もしっかり面倒見てもらうことが鉄板ですよ。(写真は載せてないけれど、昼食と言うか間食というかでステーキハウスにも足を伸ばしましたよ、と。)
Screen Shot 2020-03-16 at 12.21.56 PM.png
もう泳がないからピニャコラーダもいただいた。

と言うわけで、自然と上手くコラボレーションし、エネルギーの無駄遣い、環境保護にも配慮したXel-Há。
ビジネスとして長く存続させたいし、もちろん利益だって気になるけれど、私たちだけのものではない環境とそれを共有している他の生態系(イルカやらマナティやらをパーク内で保有しているのはちょっとクエスチョンマークだけれども)に配慮しているXel-Háはまさにサステナビリティーを体現しているウォーターパークだと思います。持続可能なテーマパーク。うん、納得。
IMG_2605.HEIC
オーナメントがすっごくキュートなメキシカンテイストたっぷりなツリー。
こんなに暑いけれどクリスマスもうすぐだと我にかえる。

あ、そうそう。この帰り道がかつて遭遇したことがないほどの土砂降りで、ワイパー全開にしても前が見えずほとんどナビのお姉さんの声だけを頼りに宿に帰ったのですが、この雨にて宿が全停電。


さらに、夜ですしメキシコですし、朝まで電気戻ってこないだろうねー、ご飯先に済ませてよかったねーなんて余裕こいて話していた矢先にOPP再来(おかえり)


トイレ使えないことにパニック症状が現れ、高まるOPP対策として精神大統一して寝落ちしたい嫁と、雨がすっかり上がってバルコニーで星を眺め自分のちっぽけさを〜みたいな気持ちに浸る夫(本当は嫁と星空の下語らいたい)。


それぞれのスピリチュアルな夜は懇々と長い(だってまだ8時になったばっか)。


この記事へのコメント